筋トレする方はお酒を筋トレ後に飲むとどんなことが起こると思いますか？
お酒が体には悪い事は何かとご存知かもしれませんが、筋トレに対してはどんな影響があるか、ちょっと興味ありますよね？
私が筋トレで伸び悩んでるのは実はこれなのか？って思うくらいですので気を付けられるといいかなって思います。
筋トレ後にお酒を飲むとどうなる？
飲み過ぎは筋肉が付きづらい
筋トレをしてお酒を飲むと、筋肉を合成するのを阻害する働きがあるとわかっています！
つまり、筋トレしてもお酒を飲むと筋肉が付きづらくなるって事です。
筋肉の量は、筋タンパク質の合成作用と分解作用のバランスによって決まります。SteinerらとSmilesらの報告により、トレーニング後のアルコール摂取は、筋タンパク質の合成作用を促すmTORの活動性を弱めるとともに、オートファジーの作用変化によって筋タンパク質の分解作用を高めることが示唆されているのです。
筋トレ後はお酒を飲まないってのが筋肉のためにはベストなんですよね。
自分が頑張ったご褒美っていうか、なんというか飲みたいんです！
ってくらい意志が弱い私みたいな方は飲んでいいのか？って事を調べてみました。
飲むなら適量！
飲みたければ飲めばいいんですよ！
筋肉ユーチューバーのサイヤマングレートさんなんて、結構飲んでますからね(笑)
たったの３日で５キロ絞ってやったぜ！！
納得いく仕上がりではないけど負ける気もしない！！
酒を飲んで仕上げる！！
それがサイヤマン！！！— サイヤマングレート@FACELESS販売中 (@greatsaiyaman02) August 15, 2015
思いっきり筋トレして、運動した後にちゃんとプロテイン飲んでタンパク質を補給していれば筋肉は完全ではありませんが、成長するってことですから。
こういった論文もあるくらいで、体重ｋｇ×０．５ｇくらいのアルコールは体に与える影響は少ないという見解もあります。
さらに、アスリートがスポーツ/運動後にアルコールを消費する場合、約0.5 g / kg体重の用量が回復のほとんどの側面に影響を与える可能性は低いため、この期間中にアルコールを消費する場合は推奨されます。
体重７０ｋｇの男性の場合だと、３５ｇのアルコールは大丈夫って考えられるってことですね。
- ビール350ml：１４ｇ
- ビール500ml：２０ｇ
- 焼酎水割り：３６ｇ
- グラスワイン：２６ｇ
体重ｋｇ×０．５ｇのアルコールだと、１～２杯くらいですでにMAXまで行きますね。
酒のみからすると、量としては全然飲めませんね・・・
やっぱり飲み過ぎはNGって事ですね。
ダイエットしてるなら飲酒はやめた方がいい
ただ、ダイエットや減量中はアルコールを飲むのは止めといた方がいいですね。
なんたってお酒を飲むと食欲も暴走してしまってバクバク食べてしまう事もあります。
経験上からも体重の下がり方も飲酒したら下がるリズムが変わってしまって、目標達成まで長期化しているイメージです。
- 飲酒する
- 翌日体重が変わらない（水分が抜けてて変わらないんだと思います）
- ２日後にも飲酒前と変わらない。
- ３日後にようやく飲酒前より減ってくる
という具合で、体重を戻すのには３日ほど時間がかかってしまう印象です。
ダイエットをするなら、飲酒は週に１回程度に抑えておいた方がいいですよ。
もしくは数回飲むなら１日１本とか。
私は炭酸水に変えてしのいでいました。
２週間ほど続けていたら、自然と酒が飲みたいという気持ちは薄れてくるので最初だけは我慢ですが、なれたら炭酸水で十分になりますよ。
ダイエットに炭酸水を使って痩せた私が語るメリット・デメリット！
お酒を飲むと筋肉が減少するかもしれない？
飲み過ぎが筋肉を破壊する
残念なことに、飲み過ぎると筋肉が落ちてしまうという見解もあります。
一方，アルコール量が1g/kgを超えた場合，テストステロンの抑制が見られました．つまり，男性の飲酒に関しては，その人に適した量であれば，筋に対する影響は少ないと考えられます．また，石井（2007）は，筋に悪影響を与えないアルコール摂取量はビール1日約1．2Lくらいであると述べていますが，お酒に弱い日本人はこの半分程度であるとも主張しています．両者の見解から推察するに，体重が軽く，お酒に弱ければ弱い人ほど，より少量の飲酒で筋に悪影響が及ぶと言って良いでしょう．
つまり、こういう事です。
- 酒を飲みすぎる
- テストステロンが抑制され、筋肉が萎縮する
- つまり筋肉が落ちる
という論理構成になっています。
お酒は飲み過ぎるとやはり筋肉が落ちてしまう事につながると言えそうです。
お酒の量としては、１ｇ／ｋｇを超えた場合の結果なので、体重の重さと同じｇ数がお酒の上限って事ですね。
やはり酒飲みには厳しい結果になっていますね。
お酒を飲んで筋トレするとどうなる？
力が入らない
お酒を飲んで筋トレしたらどうなるかって事ですが、お酒を飲むと体の機能が低下してくるのでどうしても力が入らなくなってしまいます。
基本的にはお酒を飲んでジムに行って筋トレするとバレたら怒られますが、実際にやってみるとやっぱり回数は減ります。
やっぱり酔いながら筋トレってあんまりよくないですね。
ですから、酔いながら筋トレするのは止めておいた方がいいですね。
やっても自宅で自重の筋トレくらいですが、泥酔してるなら絶対やめた方がいいですよ。
周りに迷惑！
酔って筋トレするのは周りの方に絶対迷惑です！
ないとは思いますが、酔っぱらってジムに行って筋トレなんてすると、最悪です！
こっちは真剣にやってんだ！って思いますから、迷惑です
ですので、周りに迷惑がかかりますから、ほんとに止めてくださいね。
自宅でもおとなしく寝て、次の日に筋トレするのがいいですよ。
先ほどもお伝えしたように、筋トレし始めて怪我でもしたら家族にも迷惑かかりますから、お酒を飲んだらおとなしくしておきましょう。
筋トレするとお酒に強くなるのか？
筋肉量が多いとお酒は強くなるっポイ
お酒を処理するのは、肝臓と心臓と筋肉です。
肝臓でアルコールがアセドアルデヒトに変わって筋肉や心臓で炭酸と水に分解されるという原理です。
ですので、筋肉量が多いとそれだけ分解する量が多くなるという原理ですのでお酒に強くなるってことですね！
論文でも有酸素運動と筋トレ、どっちをしたらアルコールの分解機能が向上したかという研究があり、そこでは筋トレをするとアルコール分解機能が向上したという研究結果も出ています。
本研究では運動トレーニングによる体力向上が、アルコール分解機能を高めることを実験的に検討した。
日常的に運動習慣のない被験者を対象に、１２週間にわたるトレーニングを行った。その前後で体力テストを行い、トレーニング効果とアルコール分解能を測定した。初年度は有酸素性トレーニングについて検討し、次年度は筋力トレーニングについて検討した。
結果として、有酸素性トレーニングによってアルコール分解能は向上しなかったが、筋力トレーニングによってアルコール分解能が向上した。
故に、筋肥大を遠なうようなトレーニングはアルコール分解能を向上させるといえる。
ただ、肝臓の大きさも関係しているので、筋肉量が多いからと言ってお酒が強いとは限りません。
ただ、もともと弱い人が筋トレして筋肉量が増えたらお酒が強くなるかもしれませんね。
- 筋肉量が多い人＝お酒が強い（かもしれない）
- 筋肉量が増えた人＝昔よりお酒が強くなっている（かもしれない）
という事ですね。
私の身内でもボブ・サップみたいな人がいますが、めっちゃ飲みます！
ビールを水のように飲みますから、体が大きいとやっぱり飲めるんだって思いますね。
空手仲間の方々も、お酒が強い人が多いです。
先ほどお伝えしましたが、私自身も筋トレをし始めて二日酔いで動けなくなることが減りました。というか皆無になりました。
また、この研究では筋肉量の増加によって、肝臓と筋肉でのアルコールの分解での比率が筋肉の方が多くなることで肝臓への負担が減らせるのでは？という観点でも研究されています。
肝臓が心配なら筋トレして筋肉を付けるのもまた一つの解決方法としてスタンダードになるかもしれませんね。
まとめ
筋トレとお酒の関係についてお伝えしてきました。
筋トレ後に飲む：筋肉の合成を阻害するので、筋トレの効果が下がる！
筋トレ前に飲む：周りに迷惑がかかるので、やめた方がいい！
基本的にはお酒が悪い影響を与えるのですが、私の様にやっぱり飲みたいという呑み助も多いでしょう！
そういった方も安心してもらえるように、筋トレユーチューバーのサイヤマングレート氏もガッツリ飲んでるってことをお伝えさせていただきました！
飲んでもいいですが、ダイエットするときは控えた方がいいですね、後は筋トレは続ける事ですね！
やはりアルコールを控えるとダイエットのペースも上がりますから、ダイエット中は控えておいた方が良いです。
私もダイエット中に飲んではいましたが、普段よりも飲酒量は減りましたよ。
https://tonedbodys.com/diet-2month/
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