プロテインって粉末状のものを水などでシェイクして飲むというのが一般的で私もそちらの方を良く知っていますが、実は錠剤(タブレット)の形をしたものもあるって知ってました?
あまり見かけませんが、1錠で粉のプロテインと同じくらいのタンパク質がとれれば最高ですが、そんな虫のいい話があるのかってことを調べてみました。
調べてみると、やっぱり・・・って結果なのですが、お伝えしていきますね。
プロテインの錠剤(タブレット)はどんなのがある?
こんなのや
こんなのがあります。
どちらも有名なメーカーが出しているのですが、粉のプロテインの種類からすると圧倒的に種類は少ないです。
次の章でお伝えしていきますね。
ザバスに至っては、こういった錠剤のプロテインってのはありませんでした。
錠剤(タブレット)のプロテインは正直デメリットしかない
デメリット1:1回20粒とか飲む割りにタンパク質量が少ない
先ほどお伝えした2つとも、10錠とか20錠が1回あたりの推奨量なのですが、それに対して得られるタンパク質量が7.5gです。
例えばですが、DNSのプロテインの1回でのタンパク質量と比較してみたらわかりやすいので比較してみるとこれだけ違います。
- ホエイ100(DNS 粉末):24.5g
- アミノタブレット(ウィダー 錠剤):7.8g
- 100%SOYパワープロテインタブ(ケンタイ 錠剤):7.5g
どうですか?
錠剤の1回の摂取量で粉末の1/3くらいしかタンパク質が取れないんです。
これだと、タンパク質を取る目的で錠剤って効率が悪いですね。
デメリット2:1回で10~20粒も飲みにくい
1回の推奨量が10錠とか20錠とか、けっこうな量に設定されているんですが、この量を1回に飲むのて結構つらいです。
タブレット状ですが、例えばミンティアを20粒も一気に飲むのを想像してみてください。
※写真はイメージです。
こんな写真のような量を水で飲むのってどう考えてもキツイですよね。
1錠のみで同じ栄養素を持っているのであれば、2~3錠飲めばいいので全然いいと思うのですが、現実的に今の世の中にそのような商品はありません!
デメリット3:ソイプロテインやよくわからないサプリが多い
また、プロテインで錠剤として探して出てくるのは、大豆をベースにしたソイプロテインだったり(お勧めは牛乳ベースのホエイ)、よくわからないメーカーが出しているプロテインではないサプリが錠剤としては多いです。
ソイプロテインが別に悪いものではありませんが、それでも普通に粉末のソイプロテインを買って飲んだ方が断然タンパク質は取れます。
また、プロテインの様なサプリとしては、例えばBCAAだったり、HMBだったり。
このようなものはタンパク質を取るためのプロテインとは全く別物なので、間違えて買ってしまう事も考えられます。
目的をもってBCAAやHMBを取ろうと思われるのであれば、全く問題ないですが、意図せずに買ってしまうと無駄金になってしまいます。
なので十分注意された方がいいと思いますよ。
プロテインとサプリ(HMBなど)を間違えないで!
プロテインはあくまでタンパク質です!
HMBやBCAAなどがタブレットで売ってありますが、プロテインではありません。
筋トレしてタンパク質を補給するためのプロテインなので、プロテイン=タンパク質と考えてください。
錠剤(タブレット)で売ってあるのは、補助に使う用なサプリが多いのでサプリでプロテインと同じような効果をうたっているものには十分注意してください。
錠剤(タブレット)のプロテインはおすすめできるか?
粉末のプロテインの方がおすすめ!!
先ほどお伝えしてきたことを踏まえると、断然粉末のプロテインの方がお勧めです。
プロテインの目的は大きくはタンパク質の摂取ですから、1回で20gとか30gとしっかりタンパク質が摂れる方が絶対いいです。
水で溶かして飲むのも錠剤を20錠飲むのに比べたら全然ましです。
それに、各メーカーいろんなプロテインを出していますし、価格も最近ではそこまで高くはなっていません。
私はビーレジェンドを愛用していますが、1kgで3000円少しで買う事ができるので有名ブランドよりかは安く買えますよ。
安いプロテインについてはこちらの記事でまとめてありますので、よろしければご覧ください。
まとめ
タブレット状のプロテインについていろいろとお伝えしましたが、まとめますとこの様な感じです。
- 種類が少ない
- 1回の摂取量でのタンパク質含有量が粉末の1/3
- ホエイがない、ほかのサプリと間違えて買う事もある(ここは気を付ければ問題ないカモ)
このように、酷評するしかないと思ってしまうくらい良いところが見当たらなかったという内容になってしまいました。
私自身、錠剤を飲もうという気にはなりませんでしたし、タンパク質をガンガンとっていきたいので粉末のプロテインから変更する気はありませんね。
粉末のプロテインは日々進化をしているので、安くて美味しいものは増えています。
こちらの記事で「コスパのいいプロテインはどれだ?」と調べていますので、合わせてご覧いただければと思います!
安くてうまいプロテインがいい!
お財布事情が厳しいサラリーマンやOLにとって、プロテイン代は死活問題にもなりかねません。
市販のS○VASなどは正直高すぎるので、安いものが欲しくて、たくさん飲みたい方はこのプロテインがおすすめです。